ご訪問いただきありがとうございます
今年の主人の冬休みが長くてホッとしているRieです
私に代わって張り切って家の事をやってもらおう( ゚∀゚)ウフフ♥
さて、三が日も過ぎたのでブログも【毒舌アリの通常営業】を開始しようかと思います
お題は【クレジットカード決済】について
当サロンでの料金支払いは【現金払い】のみにさせて頂いております
理由は、メニュー価格や内容に手数料分を転嫁する事になるから
皆様もご存じとは思いますが
クレジットカード決済は加盟店がカード会社(または決済代行会社)にお客様の利用代金の約3%~10%の手数料を支払うことになっています
(この手数料の%は業種や契約内容等によって変動)
この手数料はカード会社が加盟店に代わりリスク(売掛、割賦販売での貸倒、並びに信用調査等)を受け負ってくれる、カード加盟店として某かに掲載される事を考えれば妥当だと思うのですが、世の中には契約内容をちゃんと考えていない方も多いようで【お客様にカード手数料を支払い時に上乗せする】という「加盟店規約違反」をやるお店が結構あるんですねぇ
規約内容はカード会社にもよりますが、業界で一番厳しいと言われるJCBを例にあげましょう
価格に手数料の上乗せ請求以外にも、時間帯や金額による制限をする事も禁止しています
例えば「〇〇円以上からの支払いで利用可能」とか、「ランチメニューはカードでのお支払いはできません」とか
価格競争が激しい業種や、安価を売りにしている店舗に多く見受けられます
ちなみに、VISA/MASTER もほぼ同じ内容の規約があるようです
(全部のカード会社の加盟店規約を調べた訳ではないので、手数料の上乗せ請求可能な会社や契約内容があるかもしれませんが)
カード会社や決済代行会社と契約するとなると
・加盟店規約を守る
・1~2カ月後の入金でも余裕のあるキャッシュフローである
・カード決済導入でお客様の利用金額の増加が充分見込める
・手数料を払っても充分な粗利がとれる価格設定
最低でも、これが前提になると思うのですよ
導入前に準備、再考する時間は十分取れますし、事前に契約内容を確認するのは当たり前ですからお店側が「知らなかった!」というレベルの話ではありません
ではもし手数料を上乗せ請求されたらどうするか?ですが…
まずは「絶対に払わない」ようにすることです
払ってしまうとカード会社に通報しても、手数料分はほぼ戻ってこないと思った方がいいです
・支払う前に、利用するクレジットカード裏面に記載されている電話番号に電話をかけて連絡して指示をあおぐ
・現金を持っていれば現金で支払い、カードで払おうとしたら上乗せ請求された旨をカード裏面の電話番号に電話をかけて連絡
・利用代金はカード決済、手数料を現金払いにして、それぞれ領収証をもらう。手数料分には「カード決済手数料分」と記載するように申し出る→もちろんその後にカード発行会社へ電話連絡
カード会社もそういったお店についてはお客様から「通報」するように呼び掛けています
カード会社の信用に係るので当然の話です
電話でお店の場所や状況を知らせると、そのお店には状況調査ののち是正勧告、もしくはカード加盟店契約強制解除となるらしい
カード会社(その他代理決済会社)にリスクは負わせて【加盟店】という看板をさげて旨みだけを享受して、その代金をお客様に払わせようっていうのは
ヨクナイ!(`Д´)ノ
お店を利用する前に、ホームページやお店のレジ回りにカード決済時の注意やお願いといった形で記載があったら「利用しない」か「現金払い」にして、暇だったらカード会社にお店のことを連絡しましょう
因みに…
オランダ、オーストラリア、イギリス、デンマーク、スウェーデンは国でこの上乗せ請求を認めています(義務ではなくあくまで任意)
任意なので、よっぽどお客様に旨みがなければそのお店は行かなくなると思いますけどね
そう、結局淘汰されてしまうのですよ
よく経営者側の「手数料払うのはキツいんだよ」という愚痴も聞きますが、キツいならカード決済は導入しなきゃいいんですよ「この料金での提供は現金払いだからこそ」と
わざわざ規約違反なんぞをしなくても、上手なやり方は色々とあるんだから
例えば、大手ファミレスのサイゼリアは価格転嫁をしない対策の1つとしてカード決済は導入していないし、大手家電店は現金払いとカード決済で付与ポイントの差をつけたりとかしてますしね
カード決済を導入すればお客様の支払い方法の選択肢が増えますが、お店にとっては導入するには知っておかないといけないルールと準備があるという事です
次回は【手数料を上乗せ請求するお店でカードを使うと損するんだぜ】というお話です
0コメント